The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

最近読んだおすすめの本

3月と4月前半は通訳学校の授業がお休みだったから、久しぶりに本をゆっくり読む時間が取れた。

 

やっぱり本はおもしろいなぁと思う。

特に今は旅行にも行けないから、本を読んで、色んな考え方やアイディアに触れて、心で旅する気分になれる。

 

ということで、今日は最近読んだ本の中から、おすすめを紹介したい。

 

いつもはビジネス書とか自己啓発書を中心に読むのが好きなんだけど、最近はエッセーや小説もちょっと読んでいる。

 

①出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

友達がインスタでおすすめしてて、タイトル見て、面白そう!って思って読んだら、すっごく面白かった本。

 

書店員の作者が、人生に悩んでる時に、出会い系サイトで、会った人と話をしながら、その人におススメの本をすすめていくお話。もちろん、出会い系サイトだから変な人もいるのだけど、色んな本を紹介しながら、作者が自分自身と向き合う感じが、とっても面白くて、どこか共感できる、そんな一冊だった。

 

純粋に、そんなに色んな本が頭の中に入っていて、人におすすめできるってすごい!と思ったし、私も作者に会って話をして、本をおすすめして欲しいって思ってしまった。

 

ちなみに、作者が色んな人に紹介した方が巻末にまとめられているので、面白そうと思った本をさらに読むのもまた楽しい。

 

②美しい距離

美しい距離 (文春文庫)

美しい距離 (文春文庫)

 

この小説は、①の本で紹介されていて、面白そうと思って読んだ。

 

私は小説を全然読まないので知らなかったけど、芥川賞候補になった作品らしい。主人公は生命保険会社で働く40代男性。同い年の妻が末期がんに冒されてしまう、という物語なんだけど、なんというか、よくありそうな闘病ものの小説とはまた違った、主人公の独特の視線から生と死が描かれていて、面白かった。

 

③1は赤い。そして世界は緑と青でできている

1は赤い。そして世界は緑と青でできている
 

この本も、友達がインスタに投稿していて、面白そうと思って読んだら、すごい面白かった一冊。

共感覚という、数字やひらがな、漢字に色がついているように見える作者が共感覚について書いた本。

 

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作者には、数字とひらがなが、この写真のような色に見えるらしい。ただ、共感覚の人でも、人によって色の見え方・感じ方は違うらしい。

 

この本を読むまでは、共感覚について何も知らなかったし、人間の脳って本当に不思議だなぁと思った。

 

友達や知り合いがおすすめする本って、高確率で自分も面白い!って感じるなぁ〜と思う今日この頃。自分ではなかなか見つけられないような本だったりするから、ありがたい。

 

皆さんも、おすすめの本があったら是非教えて下さい!

 

 

Age is just a number

2日前にブログを書いて、ちょっと最近やる気がなくて気分が沈んでいると書いたら、少しだけ気持ちが軽くなってきた。やっぱり、自分の気持ちを吐き出すのは大切なんだなと思った。

 

もちろん、家族や友達に話を聞いてもらうのもいいんだけど、こうやってブログに自分の思ったことをつらつらと書いていくのもまた、自分の気持ちの整理ができていいなと思った。

 

今日もまた何か書きたいな~と思って、今日はお母さんについて書こうかなと思った。お母さんは8年前くらいから、介護の仕事をしている。介護の仕事はとても大変そうだけど、いつも楽しそうに(時には愚痴をこぼしながらも)仕事の話をしてくれるので、仕事を楽しんでいるんだな~と嬉しく思っていた。

 

お母さんは、結婚してからは、実家のお店(酒屋)をずっと手伝っていて、家事もしながらお店の仕事もしながら、いつも忙しそうだった。それでも、やっぱり外で働きたいといつも言っていたのを覚えている。

でも、小さい頃は、学校から帰ってくるといつも家にお母さんがいたし、夕方には一緒にお店のお手伝いをしたり、配達に行ったり、お母さんと一緒に過ごせたから、私にとってはありがたかった。

 

それでも、10年前くらいに、実家のお店を閉めることになって、それからお母さんは色々とパートなどをしていたけど、介護の仕事に就いて、今はフルタイムで働いている。

 

お母さんは去年、還暦を迎えたのだけど、普通に夜勤や早番のシフトもこなしていて、本当にすごいと思う。それでも、長い間、自分の好きな仕事ができずに、家業をずっとやっていたから、お母さんにとっては、外で働くことがとっても楽しいみたいだった。

 

3年前くらいに、介護福祉士の国家試験に挑戦することにした!と教えてくれて、それから帰省すると、勉強している母の姿があって、すごいな~頑張ってほしいな~と応援してきた。去年、初めて受験して、何と1点足りずに不合格だった。

 

そして、今年も受験した。お母さんは、今年は仕事が忙しすぎて、全然勉強する時間がなかったから、多分無理だよ、なんて弱気なことを言っていたけど、先日合格発表があって、見事合格した!

 

私は、自分が合格したくらい嬉しかったし、お母さんすごいなあ~と本当に思った。

還暦過ぎて、仕事しながら勉強するのも大変だったろうし、私みたいな二十代と比べたら、もちろん記憶力だって落ちてくると思うし。

 

何よりも、何歳になっても挑戦し続けるお母さんがかっこいいな~と思った。

私も、もっと頑張らなきゃな~と強く思った。

自分が60歳になっても、何か新しい資格や国家試験を受ける挑戦心を果たして持ち続けられるのかな.....と思うと、本当にお母さんすごい、としか言葉が出てこない。

 

今日のタイトル Age is just a numberは、そんなお母さんの姿勢を見て、思い浮かんだフレーズだった。

 

実は、英検1級を取ってから、次は国連英検という試験に挑戦しようと思っていた。

私は大学生になるまで聞いたこともない試験だったのだけど、どうやら英語マニア?の中では有名みたいで、大体、英検1級に合格して、次は何の資格を目標にしようかな~と思っている人が行き着くのが国連英検のようで、みんな一番難しい特A級の合格を目指して奮闘するみたいだ。

 

そもそも、国連英検とは?と私も最初は思った。公式HPにはこう説明されている↓

”国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトに「真に役立つグローバル・コミュニケーション能力」の育成を目標としています。”

 

国連知識を問う設問があるので、国連知識は必須。

私も、数年前に、挑戦してみよう!と思い立ち、過去問と公式テキストを購入して、特A級の過去問を解いてみたのだけど、撃沈。

まず、特A級は英検一級よりも、かなり難しい。加えて、国連知識の設問の対策もしっかりしなければならないし、A級や特A級は、国際問題について幅広い知識と問題意識、自分の意見を持っていないと二次試験(面接)は歯が立たないとの意見が大半だった。

 

国連英検の公式HPには、合格体験記というものが掲載されていて、優秀な成績で合格した人の勉強方法などが載っている。これを読むと、帰国子女で特A級に中学生で合格するようなすごい人もいれば、留学経験はほとんどなしで、コツコツと勉強してきて合格した人、色んな人がいて、勉強方法など、とても参考になった。

 

母の挑戦を目の当たりにして、私も、次は国連英検特A級を目標に頑張ろうかなと思った。今は通訳学校の勉強もあるので、すぐの受験は無理かもしれないが、コツコツ勉強して、5年以内には合格したいな~なんて思っている。

 

そして、自分が還暦を迎える頃になっても、何かに挑戦し続けていられるといいな、と思った。

 

気づけば明日から4月。地元は桜がとても有名なんだけど、もう4~5年は地元の桜を見ていないな~なんて悲しく思った。

もちろん、コロナ前は、週末に帰省すれば見に行けるのだけど、ちょうど満開の時に合わせてなかなか帰省ができずに、数年が経ってしまった。

 

来年は桜が満開の頃に帰省したいな~。

 

4月が皆さんにとって、素敵な一か月になりますように☺

 

 

 

 

 

 

When life gives you lemon, make lemonade

皆さんこんばんは。

 

もうすっかり春ですね。

昔は春はワクワクするような、心機一転頑張ろう!と思うような季節なのですが、今年はコロナの影響か、はたまた自分の精神的な理由か、やる気の出ない春を過ごしてしまっています。

 

先月、通訳学校の秋学期が無事に終了し、目標としていた進級判定をもらえて、4月からは上のレベルのクラスを受講することになるのですが、この半年間、突っ走ってきたせいか、燃え尽き症候群のようになってしまい、ここ最近は何に対してもやる気が出なくて困っています。

 

今まで興味のあったことにもあまり興味が湧かない、何もしたくない、ただ眠い、寝ていたい、という感じで、ちょっと自分でも精神的にやばいな~と思って、とにかく気分転換に文章でも書こう!と今パソコンに向かっています。

ただの燃え尽き症候群ならいいのですが、コロナで自粛生活が続いて、運動不足や食生活も乱れているので、ちょっと意識的に生活を改善しなきゃな~と思っています。

幸い、緊急事態宣言も明けたので、気を付けながら、友人に会ったり、GWも実家に帰りたいなと思っています。メンタルヘルスって大事だな~と思うこの頃でした。

 

通訳学校については、またやる気が出てきたら別記事で秋学期の振り返りと春学期の目標についてでも書こうと思っているのですが、今日は最近出会った英語の表現について書こうと思います。

 

今回のブログタイトルにしてみましたが、

"When life gives you lemon, make lemonade"

どんな意味があるかご存じでしょうか?

 

先日読んでいた本に出てきた表現で、恥ずかしながら私は知らなかったのですが、結構、洋画や海外ドラマで頻繁に使われている表現のようです。

 

直訳すると、「人生でレモンを与えられたなら、それでレモネードを作りなさい」という意味になりますよね。英語でlemonは不良品、訳に立たないもの、望まないものという意味があります。

つまり、「人生で辛いことがあっても(思い通りにいかなくても)、工夫して良い方向に変えよう」という意味になります。

 

面白いな~と思いました。単語の意味を知っていても、訳せない表現ってたくあさんあるんだなと改めて思いました。

 

自分にとって、英語(外国語)を勉強する醍醐味はこういう発見にあるな、と改めて感じた瞬間でした。単語一つをとっても、文化圏によって、その人たちがイメージする印象、意味が違ってきて、そしてそれが表現に現れてくる。そういう小さな発見が純粋に面白いな~と感じるのです。

 

あと、こういう表現に出会って、それを自分の中で、その時の自分の思いや、状況に照らし合わせて、自分の中で消化して、新しい表現を覚えると、その表現が、自分の一部になるようで、自分の表現の引き出しが増えていく、もっと大げさに言うと、好きな表現(名言)を見つけると、宝箱の中の宝が一つ増えるような、そんな感覚になるのが好きです。

 

あと、最近YouTubeでEd Sheeranのインタビューを見ていて、彼が言っていた言葉ですごく良いなと思った表現を紹介します。

"But if you don't aim for the top of the mountain, how are you ever gonna get halfway?"

おおざっぱに訳せば、「山の頂上を目指さなければ、その途中にすら行くことはできない」つまり、目標は高く持った方がいい、ということを伝えたかったのだと思います。

 

また明日から月曜日、頑張りすぎず、頑張りましょう。

 

みなさんの好きな表現、名言(言語に関わらず)は何ですか?

是非、教えてください :)

 

 

通訳学校秋学期終了

みなさんこんにちは!

 

前回の更新から、だいぶ時間が経ってしまいましたが、先日、通訳学校の秋学期が無事に終了しました。

 

コロナの影響で、全面オンラインの授業となりましたが、9月から始まり、日々の授業、中間テスト、期末テストを経て、無事に半年のコースが終了しました。

 

とにかく仕事に加えて、毎週の単語テスト、予習復習に追われて、あっという間に半年が終わりました。

 

今は、少し時間に余裕が出てきているので、通訳学校に通っていた時にはなかなか読む時間がなかった本を読んだり、ネットフリックスのドキュメンタリーを見たり、あとはのんびり過ごしたりしています。

 

ちなみに、私の通っている通訳学校では、入学の際にクラス分けテストがあり、また学期ごと(半年)に、日々の授業や中間・期末テストの成績によって、次のレベルに進級できるかが決まります。進級判定は3月上旬には送付されると思うのですが、今からドキドキです。

 

実は、通訳学校に関する記事を書いてから、このブログのアクセス数が伸びました。もしかすると、通訳学校に関する情報を探している人がこのブログにたどり着いているのかな~?なんて思っています。

というのも、通訳学校に関する情報(通訳学校の公式HPを除く)は意外と少なく、実際に通っている人の感想などを入手するのは難しいと私も感じていました。

 

もちろん、授業で扱う教材や内容は第三者に漏らしてはいけない規定になっているので、ネットでもあまり出回らないのは納得ですが、入学する前に通訳学校の雰囲気などを体験者から知りたい人は一定数いるのかなと思いました。

 

今日は、初めて通訳学校に半年通ってみて私が感じた点を書いてみようと思います。

 

①辛かったけど通ってよかった

通うまでは、それなりのお金(半年で15万くらい)をかけて、通う価値はあるのだろうかと迷った時もありましたが、半年終えてみて、通ってよかったと思っています(本気で英語・通訳を勉強したい方にとっては)。やはり、お金がかかるので、英語や通訳に対する勉強の度合いが増します。特に、私は締め切りや外的なプレッシャーがかからないとなかなか勉強の火がつかない性格だったので、ある程度お金をかけて、通訳学校に通うことによって、自分を追い込むことができました。

もちろん、日々の予習復習が辛いこともたくさんありました。仕事が終わって帰ってきても、勉強しなきゃいけない時は「なんで私こんなことしてるんだ....?」と思った時もありました。

でも、やっぱり終わってみると、半年間頑張ってよかった!英語力・通訳力ともに、半年前よりもレベルが上がったと感じています(でも、もっと頑張れたよな.....年末年始は気が緩んでしまった.....など反省点もたくさんあります)。

 

②仲間ができた

これも通訳学校に通うメリット(通訳学校にも依る)ですが、やはり同じレベルの、同じ目標を持つ仲間に出会えることです。通訳学校には色々なバックグラウンドを持つ人が通っています。私のクラスにも、すでに社内通訳者として稼働されている方や、一般企業で働きながら英語・通訳を極めている方など、様々な人がいました。

年齢も実に様々で、私のように20代もいれば、上はおそらく50~60代くらいの方々もいました。

学期が終わってからも、通訳学校の仲間と繋がり、勉強方法や業界の情報などをお互いに紹介したり、とても刺激になっています。

 

③世界が広がる(知的好奇心が満たされる)

私の通う通訳学校では、毎週異なる分野のトピックから教材が選ばれます。

経済・国際情勢・軍事・医療など、実に様々です。毎週、分野とトピック(タイトル)が事前に発表されるので、それぞれがそのトピックに関する情報や単語を調べて予習をしてきます。私は、授業を通して、今まで馴染みのなかった分野について知ることができたのが、純粋に楽しかったです(もちろん軍事などの苦手分野の予習は辛くもありましたが笑)。

 

まとめると、通っている時は、辛い時もあるけれども、終わって振り返ってみたら、(矛盾するようだけど)楽しかった、自分の成長に繋がったと思います!

 

特に、本気で通訳を目指したい方、またはある程度の英語力(TOEIC満点や英検一級)はもう身について、英会話スクールでは満足できない、もっと英語を極めたいと思う方にとって、通訳学校はおすすめです!

 

最後に、最近読んだ通訳の本から、とても共感した部分を紹介して、終わりにしたいと思います。

 

「通訳は苦労の多い仕事だが、楽しみも大きい。ひとつひとつの依頼の向こうに、自分の知らない世界がある。通訳でなければ会えない人に会い、知りえないことを学ぶ。一生懸命勉強してやり遂げたときの充実感。驚きと感動、後悔と満足。この仕事に出会ったおかげで、私の人生はどれほど様々な彩りに染められたことだろう。」

「自分の通訳で、遠い国々に住む人たちの心が通う瞬間を見るとき、私は喜びに満たされる。仕事を通じて様々な世界に生きる人たちに出会うとき、私は謙虚な気持ちになる。何よりも、努力をすれば夢はきっとかなうのだということを、私は通訳の仕事から学んだ。それは、日本しか知らずに育った私に与えられた、世界を見渡す窓だった」

ー『通訳席から世界が見える』新崎隆子 著

 

まさに!!と共感せずにはいられない部分でした。

この『通訳席から世界が見える』は通訳に興味がある方以外にでも、是非読んで頂きたい本です。

 

英語を通して、まだ見ぬ世界、まだ知らない世界を見るために、今日も勉強を頑張ろう、そう思うのでした。

 

 

 

 

 

 

Podcast始めました

みなさんこんにちは。

今年も残りわずかですね。

 

前回のブログで、日本語と英語で話すバイリンガルPodcastを始めたいとお話しました。

 

早速、初めてのエピソードを収録しました。

綺麗な英語ではないかもしれませんが、是非聞いて頂けると嬉しいです。

 

https://anchor.fm/sunflowersunshine/episodes/The-World-is-Your-Oyster---Episode-1---eo7bkj

 

今の次代、本当に簡単にPodcastを配信できるんだな〜便利な世の中になったな〜と感動しました。

 

英語スピーキングの練習も兼ねて、Podcastはできるだけ更新しようと思うので、よければ聞いてください♪

 

それでは皆さん、良いお年を!

 

 

通訳学校の授業

みなさんこんばんは!

 

前回の更新からしばらく間が空いてしまいました。

 

2020年もあとた少しで終わりますね。

誰もが予想していなかった一年になったなあと思っています。

今年の振り返りはまた別の記事で書きたいなとお思います。

 

今日は、通訳学校の振り返りをしたいと思います。

9月から通訳学校に通い始めました。

コロナということもあり、全面オンラインでの授業でした。

週1回のコースを受講しています。

 

ちょうど先日、中間テストが終わり、年末年始のお休み期間に入って、少し時間もできたので、振り返りをしてみたいと思います。

 

あと、通訳学校の記事を書いてから、今までよりも閲覧数が伸びているので、もしかすると通訳学校についてもっと知りたい人もいるのかなと思って、少しでもそういった方の参考になればと思い、書いております。

ただ、具体的な授業内容や教材については口外することができないので、支障のない範囲で、書いていきます。

 

・授業

クラスのレベルによって違うかと思いますが、私のクラスでは、担当の先生が2人いて、英日クラス(英語から日本語への通訳)と日英クラス(英語から日本語への通訳)が毎週交互に行われます。大手の通訳学校であれば、大体同じような授業体制だと思います。

 

ちなみに、毎週単語テストがあります。これが、本当に大変なんです。

単語テストと言っても、分野ごとの専門用語の単語テストになります。

例えば、財政がテーマの週は「遡及課税」「会計検査院」などのレベルの単語のオンパレードで、分量はワード7~10ページもあるのです。

 

私は、あまり聞いたことのない単語だと、まずは日本語の意味から調べる作業を行うので、毎週、単語テストの準備だけで4時間以上かかっています。医療がテーマの時は、英語での発音を調べるだけでもかなり時間がかかりました.......

 

それでも、本気で通訳を目指すなら、こういった専門用語もある程度知っていなければならないので、頑張ろうと思っています。

(けど、正直本当に準備が辛いです........)

 

授業は毎週テーマが決まっているので、各自、予習をしてきます。

そのテーマの背景知識をつけたり、出てきそうな単語を調べたり、みなさん色々と準備をしていると思います。

 

授業の流れは、単語テスト、前週の復習教材の通訳、初見の教材の通訳、となります。

間に、シャドーイングやリプロダクションの練習が入る場合もあります。

 

これもクラスのレベルによりますが、教材はコントロール教材と呼ばれる、スクリプトがあって、それをネイティブスピーカーが吹き込んだ教材と、ライブ教材といって、セミナーやニュースで実際に使われた教材の両方を使います。

 

あと、意外と英語ネイティブ以外のスピーカーの教材もあり、非常に実践的だなと感じています。

 

そして、学期の折り返し地点で中間テストがあります。

中間テストは今まで授業で取り扱った教材から出題されたり、完全に初見の題材からも出題されます。

 

日々の授業のパフォーマンス、中間・期末テストの結果で、次のレベルに進級できるかどうか判定されます。

 

私は、ストレート進級を目標にしているのですが、なかなか難しいな~というのが正直な感想です。

私は元々、英日通訳の方が得意なのですが、進級には両方(英日、日英)のクラスで進級可能判定をもらわないといけません。

後半戦は苦手な日英を集中的に頑張ろうと思っています。

 

さて、日々の勉強ですが、通訳学校に通い始める前に、日々の勉強の目標を立てました。

 

sunflowershine.hatenablog.com

 

 10/17の記事で、以下の通り目標を設定しました。

 

達成するべき目標

・ストレートで進級する

 

そのためにやるべきこと(毎日のエクササイズ)

・新聞の社説読解/音読(+録音)を英日両方で行う

NHK 攻略ABCニュース英会話を毎日見る

・ABC World News Tonightのポッドキャスト(20分)を毎日聞く

VOA International Editionのシャドーイングを毎日最低20分する

・好きな洋書の音読を毎日最低20分する

・土日は最低3時間以上は勉強する

※ただし、平日に全てを行うのが厳しい場合は、週末に行ってもよい。その場合、その時間は上記土日最低3時間の学習時間には含めてはいけない。

 

 実際に、通訳学校に通いながら、この日々の勉強をするのはすごく大変でした。

一番大変だったのが、「シャドーイングを毎日20分する」です。

シャドーイングはすごくエネルギーを使います。20分というと、意外とあっという間かな~なんて思うんですが、英語のニュースを20分もシャドーイングすると、かなり疲れます。

 

よく考えてみても、日本語のニュースのシャドーイングでも20分もやれば疲れますよね。それを外国語でやれば、そりゃ疲れますよね。

 

もちろん、仕事で疲れて帰ってきた日には、なかなか勉強できずに、週末にまとめてやった時もありました。

一番ひどかった時は、中間テストの準備を優先して、この日々のシャドーイングがなかなかできなくて、1週間分溜まってしまって、週末に3時間くらいシャドーイングをしなければいけなかった時は本当に辛かったです。

 

さて、ここまでは「辛い」という言葉ばっかりで、読んでるみなさんは「やっぱり通訳学校って辛いんだ~大変そう」と思ったことでしょう。

はい、すごく大変で辛いです。特に、クラスのレベルが上がれば上がるほど、辛いです。

 

高い授業料を払って、どうしてここまで辛い思いをしてるんだろう......みんなが土日に楽しく遊んで過ごしているのに、どうして自分は家に籠ってこんなに勉強しているんだろう?と思ったことも多々あります。

 

でも、今期も折り返し地点に来て思うのは、やっぱり通ってよかったな、ということです。やっぱり、人間って(特に自分は)多少負荷がかからないと、本気で取り組めないんだと思うんです。もちろん、通訳学校に通い始めて、英語力は以前よりついたと思います。

 

でも、それ以上に通っててよかったのは、やっぱり通訳の勉強を通して、色々な知識をつけられる、視野が広がる、という点です。

 

あとは、大学生の時はCNNとかABCニュースを見てても、内容の半分も理解できなかったのが、今では内容がすっと頭に入ってくることも、勉強を続けてきてよかったな~と思う瞬間です。

 

英語を使えるだけで、アクセスできる情報量は格段に増えます

もちろん、今は自動翻訳もかなり精度が上がってきてますし、BBCもCNNも日本語同時通訳がついています。でも、やっぱり自分で自由に情報にアクセスできるのは、何というか、自由に泳げるような、そんな感覚です(私は実際泳げないんですが笑)。

 

いつか放送通訳をやってみたいな~という想いも最近持つようになりました。

あとは、圧倒的に英語でのアウトプットが少なくて、それが原因で日英通訳も苦手なので、バイリンガルPodcastも始めてみたい!って思ってます。

 

もともと、話すことが好きで、小さいころにはラジオのパーソナリティーやナレーターになりたいな~なんて思っていたので、Podcastを始めれば、小さい頃の夢がちょっとだけ叶うかな~なんて考えています。

 

Podcast始めたら、このブログでもシェアするので、是非聞いて頂ければ嬉しいです。

 

それではみなさん、よい週末をお過ごしください!

 

 

 

 

電気ケトルが壊れた!ミニマリズムとこんまりと....

みなさん、おはようございます。

 

日曜日の朝から、かなりどうでもいいようなタイトルの記事になってしまいましたが、昨日の夜、かれこれ9年近く愛用していた電気ケトルが壊れました。

 

大学進学で一人暮らしをする際に購入した、ピンクの電気ケトルで、毎日コーヒーや紅茶を飲むのに愛用していました。

特に有名なブランドの製品でもなく、何なら多分家族がもらったカタログギフトから選んだ電気ケトルだったと思います。

 

昨日の夜、コーヒーを飲もうと思ったら、急に壊れてしまいました。

あぁ、寿命だったんだな…と思いました。そして、今までたくさん頑張ってくれてありがとう、という思いでした。

今日の朝、もう一度、ダメ元で電源を入れてみましたが、やっぱり壊れてしました。

私は毎朝、コーヒーか紅茶を必ず飲むので、電気ケトルがないとすごく不便だと気付きました。実はやかんは持っていません。お鍋でお湯を沸かすこともできるし、電子レンジでもお湯は沸かせるのですが、やっぱり電気ケトルがあった方が便利だな~ということで、近くの家電量販店がオープンするのを待つ日曜日の朝7時です(笑)

 

新しい電気ケトルは何にしようかな~と考えていると、ふとミニマリズムとこんまりについて思うところがありました。

 

私は、どちらかというと断捨離が苦手なタイプで、昔は服や文房具、小物を買うのが大好きな性格でした。

でも、特に社会人になって、ある本を読んでから、性格が少し変わりました。

それは「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」(ジョシュア・ベッカー著)というミニマリストの本です。

www.amazon.co.jp

たまたまブックオフで見つけて、なんとなく面白そうだと思って手に取ったのですが、すごくおもしろかった。

この本を読んでから、何か物を買おう、欲しいと思った時は、それが本当に必要なのかをよく考えてから買うようになりました。

 

そして、”服”に関する行動が大きく変わりました。高校が制服がなく、私服OKだったので、色々な服を着るのが好きだったのもあって、服が大量にありました。その服を4年前くらいにかなりの量を断捨離しました。すっきりしました。

それ以降は、出来るだけ服を買わないように心がけていたのですが、ふと気づいたら、今年は1月にGUでスカート2着を購入して以来、服は一切買っていません。それでも全然生活できています。

自分が今までどれだけ沢山の服を買っていたのか、改めて実感しました。

 

そして、数か月前に少し前に世界的ベストセラーになった「人生がときめく片付けの魔法」(近藤麻理恵著)を読みました。

世界中でこんまりブームが起きていたことは知っていて、Netflixのドキュメンタリーも少しだけみたことがあったのですが、本は読んだことはありませんでした。

本を読むまでは、どうして、こんまりメソッドが世界中で(特にアメリカでは日本以上に)大ブームになっているのか、あまり分かりませんでした。

 

でも、本を読んで分かったのは、これは、単なる片付けメソッドの本ではなく、どうしたら快適に生活できるのか、どうしたら気持ちよく生きていけるのかの、もっと大きな人生の生き方の本なんだ!と感動しました。

 

本を読む前は、すぐに使える収納ノウハウなどを紹介しているかと思ったら、全然違いました。ちなみに、本には一切写真はありません。

もちろん、片付けの手順(衣類→本→書類→小物→思い出品)や、「物は立ててしまう」「靴の段ボールが収納には最適」などのアドバイスもありますが、一番はどう断捨離に向き合うかの心の面についてだと思います。

 

物を手にしたときに「ときめくか」どうかで捨てる、捨てないを判断する。

手放す時には「ありがとう」と言う。

物を使った時は「今日も一日ありがとう」と言う。

 

物がなかなか捨てられない自分にとって、はっとさせられた部分は、買っても着なかった服などを手放す際に、自分には似合わないという学びを教えてくれてありがとう、という気持ちを伝えて手放す、買った時のワクワクという役目を果たしてくれたので、もう手放す、という考え方です。

 

本を読み終わった後、この本がどうして世界中でベストセラーになったのか納得しました。

 

ちなみに、英語では、この「ときめく」は"Spark joy"と訳されているようです。

断捨離の基本は"Does it spark joy?"と問いかけること、なんですね。

あと、面白いのが、こんまりがあまりにも有名になったので、アメリカでは「断捨離する、片付ける」という動詞として"konmari"が使われているようです。

 

電気ケトルが壊れて、色んなことを思い出した、そんな日曜日の朝でした。