The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

電気ケトルが壊れた!ミニマリズムとこんまりと....

みなさん、おはようございます。

 

日曜日の朝から、かなりどうでもいいようなタイトルの記事になってしまいましたが、昨日の夜、かれこれ9年近く愛用していた電気ケトルが壊れました。

 

大学進学で一人暮らしをする際に購入した、ピンクの電気ケトルで、毎日コーヒーや紅茶を飲むのに愛用していました。

特に有名なブランドの製品でもなく、何なら多分家族がもらったカタログギフトから選んだ電気ケトルだったと思います。

 

昨日の夜、コーヒーを飲もうと思ったら、急に壊れてしまいました。

あぁ、寿命だったんだな…と思いました。そして、今までたくさん頑張ってくれてありがとう、という思いでした。

今日の朝、もう一度、ダメ元で電源を入れてみましたが、やっぱり壊れてしました。

私は毎朝、コーヒーか紅茶を必ず飲むので、電気ケトルがないとすごく不便だと気付きました。実はやかんは持っていません。お鍋でお湯を沸かすこともできるし、電子レンジでもお湯は沸かせるのですが、やっぱり電気ケトルがあった方が便利だな~ということで、近くの家電量販店がオープンするのを待つ日曜日の朝7時です(笑)

 

新しい電気ケトルは何にしようかな~と考えていると、ふとミニマリズムとこんまりについて思うところがありました。

 

私は、どちらかというと断捨離が苦手なタイプで、昔は服や文房具、小物を買うのが大好きな性格でした。

でも、特に社会人になって、ある本を読んでから、性格が少し変わりました。

それは「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」(ジョシュア・ベッカー著)というミニマリストの本です。

www.amazon.co.jp

たまたまブックオフで見つけて、なんとなく面白そうだと思って手に取ったのですが、すごくおもしろかった。

この本を読んでから、何か物を買おう、欲しいと思った時は、それが本当に必要なのかをよく考えてから買うようになりました。

 

そして、”服”に関する行動が大きく変わりました。高校が制服がなく、私服OKだったので、色々な服を着るのが好きだったのもあって、服が大量にありました。その服を4年前くらいにかなりの量を断捨離しました。すっきりしました。

それ以降は、出来るだけ服を買わないように心がけていたのですが、ふと気づいたら、今年は1月にGUでスカート2着を購入して以来、服は一切買っていません。それでも全然生活できています。

自分が今までどれだけ沢山の服を買っていたのか、改めて実感しました。

 

そして、数か月前に少し前に世界的ベストセラーになった「人生がときめく片付けの魔法」(近藤麻理恵著)を読みました。

世界中でこんまりブームが起きていたことは知っていて、Netflixのドキュメンタリーも少しだけみたことがあったのですが、本は読んだことはありませんでした。

本を読むまでは、どうして、こんまりメソッドが世界中で(特にアメリカでは日本以上に)大ブームになっているのか、あまり分かりませんでした。

 

でも、本を読んで分かったのは、これは、単なる片付けメソッドの本ではなく、どうしたら快適に生活できるのか、どうしたら気持ちよく生きていけるのかの、もっと大きな人生の生き方の本なんだ!と感動しました。

 

本を読む前は、すぐに使える収納ノウハウなどを紹介しているかと思ったら、全然違いました。ちなみに、本には一切写真はありません。

もちろん、片付けの手順(衣類→本→書類→小物→思い出品)や、「物は立ててしまう」「靴の段ボールが収納には最適」などのアドバイスもありますが、一番はどう断捨離に向き合うかの心の面についてだと思います。

 

物を手にしたときに「ときめくか」どうかで捨てる、捨てないを判断する。

手放す時には「ありがとう」と言う。

物を使った時は「今日も一日ありがとう」と言う。

 

物がなかなか捨てられない自分にとって、はっとさせられた部分は、買っても着なかった服などを手放す際に、自分には似合わないという学びを教えてくれてありがとう、という気持ちを伝えて手放す、買った時のワクワクという役目を果たしてくれたので、もう手放す、という考え方です。

 

本を読み終わった後、この本がどうして世界中でベストセラーになったのか納得しました。

 

ちなみに、英語では、この「ときめく」は"Spark joy"と訳されているようです。

断捨離の基本は"Does it spark joy?"と問いかけること、なんですね。

あと、面白いのが、こんまりがあまりにも有名になったので、アメリカでは「断捨離する、片付ける」という動詞として"konmari"が使われているようです。

 

電気ケトルが壊れて、色んなことを思い出した、そんな日曜日の朝でした。