The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

通訳学校の授業

みなさんこんばんは!

 

前回の更新からしばらく間が空いてしまいました。

 

2020年もあとた少しで終わりますね。

誰もが予想していなかった一年になったなあと思っています。

今年の振り返りはまた別の記事で書きたいなとお思います。

 

今日は、通訳学校の振り返りをしたいと思います。

9月から通訳学校に通い始めました。

コロナということもあり、全面オンラインでの授業でした。

週1回のコースを受講しています。

 

ちょうど先日、中間テストが終わり、年末年始のお休み期間に入って、少し時間もできたので、振り返りをしてみたいと思います。

 

あと、通訳学校の記事を書いてから、今までよりも閲覧数が伸びているので、もしかすると通訳学校についてもっと知りたい人もいるのかなと思って、少しでもそういった方の参考になればと思い、書いております。

ただ、具体的な授業内容や教材については口外することができないので、支障のない範囲で、書いていきます。

 

・授業

クラスのレベルによって違うかと思いますが、私のクラスでは、担当の先生が2人いて、英日クラス(英語から日本語への通訳)と日英クラス(英語から日本語への通訳)が毎週交互に行われます。大手の通訳学校であれば、大体同じような授業体制だと思います。

 

ちなみに、毎週単語テストがあります。これが、本当に大変なんです。

単語テストと言っても、分野ごとの専門用語の単語テストになります。

例えば、財政がテーマの週は「遡及課税」「会計検査院」などのレベルの単語のオンパレードで、分量はワード7~10ページもあるのです。

 

私は、あまり聞いたことのない単語だと、まずは日本語の意味から調べる作業を行うので、毎週、単語テストの準備だけで4時間以上かかっています。医療がテーマの時は、英語での発音を調べるだけでもかなり時間がかかりました.......

 

それでも、本気で通訳を目指すなら、こういった専門用語もある程度知っていなければならないので、頑張ろうと思っています。

(けど、正直本当に準備が辛いです........)

 

授業は毎週テーマが決まっているので、各自、予習をしてきます。

そのテーマの背景知識をつけたり、出てきそうな単語を調べたり、みなさん色々と準備をしていると思います。

 

授業の流れは、単語テスト、前週の復習教材の通訳、初見の教材の通訳、となります。

間に、シャドーイングやリプロダクションの練習が入る場合もあります。

 

これもクラスのレベルによりますが、教材はコントロール教材と呼ばれる、スクリプトがあって、それをネイティブスピーカーが吹き込んだ教材と、ライブ教材といって、セミナーやニュースで実際に使われた教材の両方を使います。

 

あと、意外と英語ネイティブ以外のスピーカーの教材もあり、非常に実践的だなと感じています。

 

そして、学期の折り返し地点で中間テストがあります。

中間テストは今まで授業で取り扱った教材から出題されたり、完全に初見の題材からも出題されます。

 

日々の授業のパフォーマンス、中間・期末テストの結果で、次のレベルに進級できるかどうか判定されます。

 

私は、ストレート進級を目標にしているのですが、なかなか難しいな~というのが正直な感想です。

私は元々、英日通訳の方が得意なのですが、進級には両方(英日、日英)のクラスで進級可能判定をもらわないといけません。

後半戦は苦手な日英を集中的に頑張ろうと思っています。

 

さて、日々の勉強ですが、通訳学校に通い始める前に、日々の勉強の目標を立てました。

 

sunflowershine.hatenablog.com

 

 10/17の記事で、以下の通り目標を設定しました。

 

達成するべき目標

・ストレートで進級する

 

そのためにやるべきこと(毎日のエクササイズ)

・新聞の社説読解/音読(+録音)を英日両方で行う

NHK 攻略ABCニュース英会話を毎日見る

・ABC World News Tonightのポッドキャスト(20分)を毎日聞く

VOA International Editionのシャドーイングを毎日最低20分する

・好きな洋書の音読を毎日最低20分する

・土日は最低3時間以上は勉強する

※ただし、平日に全てを行うのが厳しい場合は、週末に行ってもよい。その場合、その時間は上記土日最低3時間の学習時間には含めてはいけない。

 

 実際に、通訳学校に通いながら、この日々の勉強をするのはすごく大変でした。

一番大変だったのが、「シャドーイングを毎日20分する」です。

シャドーイングはすごくエネルギーを使います。20分というと、意外とあっという間かな~なんて思うんですが、英語のニュースを20分もシャドーイングすると、かなり疲れます。

 

よく考えてみても、日本語のニュースのシャドーイングでも20分もやれば疲れますよね。それを外国語でやれば、そりゃ疲れますよね。

 

もちろん、仕事で疲れて帰ってきた日には、なかなか勉強できずに、週末にまとめてやった時もありました。

一番ひどかった時は、中間テストの準備を優先して、この日々のシャドーイングがなかなかできなくて、1週間分溜まってしまって、週末に3時間くらいシャドーイングをしなければいけなかった時は本当に辛かったです。

 

さて、ここまでは「辛い」という言葉ばっかりで、読んでるみなさんは「やっぱり通訳学校って辛いんだ~大変そう」と思ったことでしょう。

はい、すごく大変で辛いです。特に、クラスのレベルが上がれば上がるほど、辛いです。

 

高い授業料を払って、どうしてここまで辛い思いをしてるんだろう......みんなが土日に楽しく遊んで過ごしているのに、どうして自分は家に籠ってこんなに勉強しているんだろう?と思ったことも多々あります。

 

でも、今期も折り返し地点に来て思うのは、やっぱり通ってよかったな、ということです。やっぱり、人間って(特に自分は)多少負荷がかからないと、本気で取り組めないんだと思うんです。もちろん、通訳学校に通い始めて、英語力は以前よりついたと思います。

 

でも、それ以上に通っててよかったのは、やっぱり通訳の勉強を通して、色々な知識をつけられる、視野が広がる、という点です。

 

あとは、大学生の時はCNNとかABCニュースを見てても、内容の半分も理解できなかったのが、今では内容がすっと頭に入ってくることも、勉強を続けてきてよかったな~と思う瞬間です。

 

英語を使えるだけで、アクセスできる情報量は格段に増えます

もちろん、今は自動翻訳もかなり精度が上がってきてますし、BBCもCNNも日本語同時通訳がついています。でも、やっぱり自分で自由に情報にアクセスできるのは、何というか、自由に泳げるような、そんな感覚です(私は実際泳げないんですが笑)。

 

いつか放送通訳をやってみたいな~という想いも最近持つようになりました。

あとは、圧倒的に英語でのアウトプットが少なくて、それが原因で日英通訳も苦手なので、バイリンガルPodcastも始めてみたい!って思ってます。

 

もともと、話すことが好きで、小さいころにはラジオのパーソナリティーやナレーターになりたいな~なんて思っていたので、Podcastを始めれば、小さい頃の夢がちょっとだけ叶うかな~なんて考えています。

 

Podcast始めたら、このブログでもシェアするので、是非聞いて頂ければ嬉しいです。

 

それではみなさん、よい週末をお過ごしください!