The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

最近読んだおすすめの本

3月と4月前半は通訳学校の授業がお休みだったから、久しぶりに本をゆっくり読む時間が取れた。

 

やっぱり本はおもしろいなぁと思う。

特に今は旅行にも行けないから、本を読んで、色んな考え方やアイディアに触れて、心で旅する気分になれる。

 

ということで、今日は最近読んだ本の中から、おすすめを紹介したい。

 

いつもはビジネス書とか自己啓発書を中心に読むのが好きなんだけど、最近はエッセーや小説もちょっと読んでいる。

 

①出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

友達がインスタでおすすめしてて、タイトル見て、面白そう!って思って読んだら、すっごく面白かった本。

 

書店員の作者が、人生に悩んでる時に、出会い系サイトで、会った人と話をしながら、その人におススメの本をすすめていくお話。もちろん、出会い系サイトだから変な人もいるのだけど、色んな本を紹介しながら、作者が自分自身と向き合う感じが、とっても面白くて、どこか共感できる、そんな一冊だった。

 

純粋に、そんなに色んな本が頭の中に入っていて、人におすすめできるってすごい!と思ったし、私も作者に会って話をして、本をおすすめして欲しいって思ってしまった。

 

ちなみに、作者が色んな人に紹介した方が巻末にまとめられているので、面白そうと思った本をさらに読むのもまた楽しい。

 

②美しい距離

美しい距離 (文春文庫)

美しい距離 (文春文庫)

 

この小説は、①の本で紹介されていて、面白そうと思って読んだ。

 

私は小説を全然読まないので知らなかったけど、芥川賞候補になった作品らしい。主人公は生命保険会社で働く40代男性。同い年の妻が末期がんに冒されてしまう、という物語なんだけど、なんというか、よくありそうな闘病ものの小説とはまた違った、主人公の独特の視線から生と死が描かれていて、面白かった。

 

③1は赤い。そして世界は緑と青でできている

1は赤い。そして世界は緑と青でできている
 

この本も、友達がインスタに投稿していて、面白そうと思って読んだら、すごい面白かった一冊。

共感覚という、数字やひらがな、漢字に色がついているように見える作者が共感覚について書いた本。

 

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作者には、数字とひらがなが、この写真のような色に見えるらしい。ただ、共感覚の人でも、人によって色の見え方・感じ方は違うらしい。

 

この本を読むまでは、共感覚について何も知らなかったし、人間の脳って本当に不思議だなぁと思った。

 

友達や知り合いがおすすめする本って、高確率で自分も面白い!って感じるなぁ〜と思う今日この頃。自分ではなかなか見つけられないような本だったりするから、ありがたい。

 

皆さんも、おすすめの本があったら是非教えて下さい!