The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

読書の世界

今日は読書について思うこと、そしておすすめのアプリについて書いてみようと思います。


私は、昔から読書が大好き!とまではいかなかったのですが、読書はそこそこ好きでした。それでも、小学生の頃は読書の時間や読書週間というものがあったおかげで、それなりの数の本は読んでいました。
また、小さい頃は母が毎日、寝る前に本の読み聞かせをしてくれました。
大学時代は、ゼミの恩師が、時間のある大学生のうちに、たくさん本を読むべきだ、と言ってくれたこともあり、読書は身近な存在でした。

 

日本では読書離れが進んでいると言われています。
色々統計がありますが、全国大学生協連の調査(2018年)によると、大学生の1日の読書時間について53%が「ゼロ」と回答しています。
また、少し古いデータですが、文化庁の調査(2013年)が日本人が1ヶ月に読む本の量を調査した結果、47.5%が読まないと回答しております。
1-2冊読むとの回答が34.5%でした。

確かに、日本の、特に若者の読書離れは進んでいるなと思います。
電車に乗っていても、本を読んでいる人はごく少数だなと気づきます。
みんな、スマホを使用していたり(スマホ電子書籍を読んでいることもあるかもしれません)、寝ていたりが大半でしょう。

そんな私も、社会人になってからは忙しさやその他の理由を言い訳にして、読書からは少し遠ざかっていました。ただ、昨年くらいから、時間に余裕ができたこともあり、読書をまた意識的に始めるようになりました。

本というのは、情報がとても分かりやすくまとまっています。
情報の速さという点では、本はインターネットには勝りませんが、ある程度信頼できる内容で、きちんとまとめられた情報はやはり本に限ります

そして、私にとって、本を読むと、世界を旅しているような気持になります。
本を読むことによって、世界が広くなる感覚ですかね。
私は、新書やビジネス本、自伝、自己啓発などの本が好きなのですが、そういった本を読んでいると、色んな人の生き方に触れられます。

あと、やっぱり感じるのが、すごいなと思って尊敬できる人は必ず本をたくさん読んでいる人です。

でも、やっぱり、なかなか時間がなくて本を読めない、という人は多いかと思います。
個人的に一番読書に集中できるのが、座れた時の電車の中なんです!(笑)

特に、朝の静かな車内で揺られながら本をゆっくり読む時間が大好きです。

通勤時間が40分と長く、朝型タイプなのと、満員電車が嫌いなこともあり、朝は早めに家を出て、隣の駅で一旦下車し、始発電車に乗り換え、席を確保し、40分くらい電車に揺られながら読書をするのがここ最近の習慣になりました。

首都圏に住んでいると、通勤通学、また遊びに都心に行く際に、結構な時間を電車内で過ごすかと思います。私の場合、毎日通勤で往復1時間20分です。社会人になりたての頃は、疲れていて車内では寝たり、音楽を聴いたり、意味もなくSNSをだらだら見たりしていましたが、毎日1時間20分の通勤時間も1週間あれば6時間になります。

こんな時間をだらだら過ごすのはもったいないな、と思います。そこで、車内の時間は読書!と決めてから、新書であれば、1日で1冊簡単に読めるようになりました。どんどん読むのが楽しくなってきて、読書の魅力にはまっていきました。

そして、もう一つ気づいたのが、「図書館の魅力」です。私は、今までは基本的に本は買っていたのですが、気づいたら本がやたら場所を取ったり、ちょっと面白そうな本があっても、今月はちょっと節約したいからな…と迷ってしまうことがありました(大学時代の恩師は、本への投資は絶対に惜しむな、と教わりましたが、やはりお財布事情は人それぞれかと思います)。

そこで、最近、図書館を活用してみることにしました。家の近くに、市の図書館の分館があったので本を借りに行きました。
地元では図書館を利用していたことがよくあったのですが、 上京してからは、 大学の図書館以外使用したことがありませんでした。
社会人になってから、もっと活用しておけばよかったなと、 今になって少し後悔しています(笑)

もちろん、人によっては、本はじっくり読みたい、 重要な箇所にマーカーを引きたい!という理由から、 本は借りないで買う派の人も多いかと思います。
私も、じっくり読みたい本や洋書、専門書などは購入しますが、 通勤時に読んだりする新書やビジネス書は図書館で借りるので十分 だと個人的に感じています。

 

読書や本に関連するアプリはたくさんあるかと思いますが、 読書の記録として私が使っているアプリを紹介します。
「ビブリア (Biblia)」という無料アプリです。
主な機能は以下の通りです。

・読んだ本を記録できる
→本のタイトルから検索するだけでなく、 バーコードを読み取ると自動で登録してくれます。しかも、それぞれに★で自分の評価を付けられたり、 メモ欄にメモを追加したりできます。また、月間、年間で読んだ本をグラフ表示してくれます。

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・読みたい本を登録できる
→本屋さんなどで、これ読みたい!でもまだ買おうか迷う… 友達が言ってた本読みたい! そんなことって結構ありますよね。そんな時には、 読みたい本リストに登録して、後でまとめて購入・ 借りたりできます。この検索も、バーコードやタイトル、キーワードからできます。
 さらに、 それぞれの本から楽天市場にとんでレビューを見たりすることもで きます。また、GPSをオンにすれば、 その本が近くのどの図書館で借りることができるかも調べられます 。

 

シンプルでとっても使いやすいので、 読書記録を管理するにはぴったりのアプリです。

 

個人的に、 本というのは誰でも教養を身につけることができる一番身近な存在 だと思います。

本はそれ一冊で、遠い国や、昔の時代など、場所、時間を超えて自分をその場、その時代に連れて行ってくれます。

そして、また誰かの人生を、あたかも自分が辿っているかのような経験もさせてくれます。

そんな意味で、読書は国や時空を超えて、自分を色んな世界へ連れて行ってくれる最高の手段だなと思います。

 

最後に、読書に関する名言を紹介します。

「宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことが出来るのだ。」
- ウォルト・ディズニー(実業家・エンターテイナー アメリカ)

 

皆さんが素敵な人生の一冊と出会えますように!