The World Is Your Oyster

英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

英語と私。人生のターニングポイント。③

英語と私。人生のターニングポイント。ということで、2回に渡り個人的な想いを書いてきました。


詳しくはこちら。
~中学までのお話。

sunflowershine.hatenablog.com

 

中学~大学入学までのお話。

sunflowershine.hatenablog.com

 

そして今日は、 いよいよ大学に入学してからについて書きたいと思います。

私の英語が使い物になるくらいになったのは、 大学に入学してからでした。といっても、英語専攻なので当たり前ですが(笑)
大学では、必修の授業はほとんど英語で行われましたし、 そのほとんどが少人数のクラスでした。もちろん、 高校までの英語の授業はスピーキングはほとんどなかったので、 最初は苦労しました。
それでも、中学・高校で、基礎となる文法・構文・ 英単語をしっかりと学んでいたおかげて、スピーキングはとにかく授業などで積極的に発言することによって 、だんだん苦手意識もなくなりました。

そして、大学のゼミでは、恩師、 そして素晴らしい仲間に恵まれました。恩師は現役の通訳者の方かつ、熱心な教育者でもある方でした。
毎週土曜日はみんなで通訳勉強会を開いて勉強し、定期的にゼミ合宿を開催しました。
それぞれが時事問題などのトピックを選び、リサーチをして、 プレゼンをし、通訳原稿を考え、それをみんなで通訳する会です。
2泊3日で、本当に朝から夜中まで通訳三昧でした。
当時は、難しくて、辛いなと思う瞬間もありましたが、 社会人になった今振り返ると、なんて贅沢な時間だったのだろう、 と思います。

また、通訳コンテストにも出場しました。
他校の出場者の訳出に圧倒されながら、悔しい思いをしたことも、とても貴重な経験になりました。
そして、通訳コンテストを通じて、他校の同じ通訳を勉強する仲間や先輩にも出会うことができました。その中には、現在はプロの通訳として活躍されており、今でも毎月、通訳勉強会を開催してくださる方がいます。
私は、本当に仲間や先輩に恵まれて幸せだなと、改めて感じました。

 ゼミの先生がいつも言っていた言葉があります。

それは、"Broaden your horizons!"(視野を広げなさい!)です。

先生の教えの通り、私は大学在学中に色々なことにチャレンジをして、視野を広げるようにしました。

 

そして大学2年生の2月に私はニュージーランドへ約1年間の交換留学に行きました。
留学の記事についてはこちらをご覧ください。

sunflowershine.hatenablog.com

 
留学生活は人生で一番楽しい時間だったかもしれません。
もちろん、現地大学での授業についていくのは本当に苦労しましたし、自分の英語力のなさを痛感しました。
それでも、現地で一生の親友ができたり、新しい文化に触れたり、カルチャーショックを受けたり、日本という国を海外の目線から観察してみたり、そして留学終わりには、現地の旅行代理店でインターンをさせてもらったり、本当に密度の濃い、貴重な一年を過ごしました。

留学をして得たものは何ですか?と聞かれたら、「友情です」と答えると思います。

同じ日本の大学から交換留学にいった子と、日本の他大学から留学に来ていた子、そして、中国・香港の親友ができました。

みんなでお互いの国、文化、恋愛の話などを夜明けまでした日々がとても懐かしいです。彼らに出会ったおかげで、私は「アジアの中の日本」そして「中華圏」に興味を持つようになりました。

留学を終えて、お互い自分の国に戻る時には、みんな号泣しましたが、日本や香港での再会を誓いました。そして、帰国して数か月後、私は日本人の親友と中国・香港を訪問し、彼らと感動の再会を果たしました。

そして、留学からもう6年くらい経ちますが、今でもみんなと連絡を取っていて、お互い、1年に最低1回はどちらかの国で会う仲になっています。

彼らとの思い出や香港については、書きたいことがた~くさんあるので、別の記事で書いていきたいと思います。

 

そして、大学生活のもうもう1つのターニングポイントとなったことがあります。それは、留学から戻ってきて、大学4年生が始まる前の春休み。

就活に追われる中、「やっぱり海外に行きたいな~」という思いが強くなりました。

そんな時、大学の掲示板で発見したのが「東南アジア青年の船」参加青年募集のチラシでした。

これを見た瞬間、これだ!と思いました。

そもそも、東南アジア青年の船とは何でしょうか?

これは、内閣府が行う、国際交流事業であり、ASEANの国々と日本の青年が船に乗り、日本とASEANを回り、ホームステイや地方プログラム、船内活動などを通じて国際交流を深めるプログラムです。

詳しくは内閣府のホームページを!

https://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/sseayp.html

日本人参加青年40人、ASEAN10カ国からの参加青年約280人が船で共同生活をしながらASEANを回ります。船内では、テーマ毎に分かれて、ディスカッションを行なったり、各国によるナショナルプレゼンテーションと呼ばれる発表があったり、クラブ活動があったり、様々な活動があります。

私は、まさか自分が選考を通り、日本参加青年になれるとは思っていませんでした。合格した仲間は、東大、京大、早稲田、慶応と優秀な人たちばかりで、自分の出来なさに何度も挫けそうになりましたが、そういった自分よりすごく能力のある仲間に囲まれて過ごせたことで、自分も成長出来たと思ってます。

 

私が参加した年は、日本→ブルネイカンボジアミャンマーインドネシアの順に回り、各国でホームステイをしました。

この事業については、また詳しく別の記事を書こうと思いますが、この事業でもやはり、「友情」を得られたことが大きいなと思ってます。

日本参加青年、そしてASEAN諸国に家族、友人が出来て、ASEANについて色々と知ることができました。特に、今まで私はイスラム教については本や教科書でしか知らなかったのですが、ASEANの参加青年にはイスラム教徒の方も多く、直接話を聞いたり、現地のモスクに行ったり、貴重な経験になりました。

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船での一枚。夕日が毎日本当に綺麗でした。


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ある日、波が全く立たず、時が止まったかのような不思議な夕方の写真。


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ミャンマーのシュエダゴンパゴダ。本当に綺麗でした。

 

事業が終わってから、友人を訪ねて、タイとラオスを旅行した事も良い思い出です。

 

このような事業に参加して、世界中に友人が出来たのも、英語を勉強してきたからだと思うと、本当に良かったなと思いました。

英語は(言語は)ただのツールであって、それを活かして何をするかが大事だと思います。日本語だけしか出来なければ、得られる情報も限られてきます。レッドブルのCMで、「翼を授ける」というキャッチコピーがありますが、私にとって英語(言語)は、まさに翼のようなものだな〜と思います。

翼(英語)があるから、色んな国に行って、色んな景色を見て、色んな人や考え方に出会える。

中学生で初めて英語を勉強した時に、諦めずにコツコツ頑張って良かったな〜と改めて思います。

そして、今、学校で英語を嫌々勉強している若者がいたら、伝えてあげたいです、文法や単語のその先に、もっと素晴らしい世界が広がってるから。だから、英語のテストの点数が悪くても、諦めないでと。

 

そんなこんなで、私は無事に大学を卒業し、東京にある企業に勤めることになりました。

 

振り返ってみると、こういったターニングポイントがあって、今の私があるんだな、と思うと感慨深いです。

 

今の学生は、時間があるうちに、出来るだけたくさんのことに挑戦して、色んな考え方に触れて、色んな国に行ってみて下さい!

 

Life is too short :) を忘れずに、私も毎日新しいことに挑戦していこうと思います!