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英語勉強法、留学、国際交流、海外旅行や日々の出来事について徒然なるままに書いていきます。

ニュージーランド交換留学

今日は英語の学習方法からは少し離れて、ニュージーランド交換留学について書きたいと思います。
私は大学3年の2月から、約1年間ニュージーランドオークランドに交換留学をしました。私の交換留学について、今日は次の目次に沿って紹介していきます。
 
目次
①交換留学制度を利用した理由
②留学先にニュージーランドを選んだ理由
ニュージーランドの魅力とは?
 
 
①交換留学制度を利用した理由
留学したい!海外で英語を学びたい!と思った時に、選択肢はたくさんあります。
大学であれば交換留学、私費留学、語学研修など様々な制度があるかと思います。
私は、約1年間留学しながら4年間で大学を卒業でき、一番費用が抑えられる交換留学制度を利用しました。
日本で通っていた大学が提携している海外の大学で半年~1年学び、現地の大学で取った単位を日本の大学の単位に振り替えるというものです。
大学によって異なるかと思いますが、ほとんどの場合、交換留学は定員が決まっており、IELTSやTOEFLなどのスコアを満たし、学内選考に合格しなければいけないかと思います。
 
また、私の場合、交換留学が魅力的だった理由は、留学費用を抑えられるからです。
私の大学の場合、交換留学先での授業料は一切かからず、さらに日本で通っていた大学の授業料は、留学中は半額になりました。授業料だけで考えれば、日本で大学に通うよりも安いわけです。(ただし、飛行機代や現地での生活費などの費用を考えると、お金はかかります。)
 
数週間~1か月程度で良いというようであれば、語学留学もおすすめです。
また、社会人の方で、大学ではなく、海外で英語を勉強したい方には、ワーキングホリデービザで語学学校に通いながら現地でアルバイトをするという方法もあります。
社会人でもまとまった休みが取れる場合や、転職の間にまとまった時間が取れる方は、短期の語学留学も可能かと思います。
英語の語学留学と聞くと、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどをイメージされる方もいるかと思いますが、最近ではセブ島留学も人気です。
セブ島は東南アジアのフィリピンの有名なビーチリゾート島です。
私も旅行でセブ島に行ったことがあるのですが、活気があり、ビーチもとても綺麗な素敵な場所でした。
セブ島留学の魅力は何と言ってもそのコストパフォーマンスの高さでしょうか。
約4週間の授業料や滞在費で比較すると、セブ島留学は約17万円になります。(※語学学校により異なりますが、大体の目安です)
ちなみにオーストラリアだとセブ島の約1.7倍、イギリスは2.4倍ほどかかります。
また、セブ島の語学学校はマンツーマンレッスンを行っているところがほとんどという点も人気の一つのようです。
 
②留学先にニュージーランドを選んだ理由
交換留学先の選択肢はたくさんありました。
アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドから、フィンランドデンマークなど色々あった中で、私はニュージーランドを選びました。
ちなみに、交換留学に行くまで、ニュージーランドには行ったことがありませんでした。
私がニュージーランドを選んだ理由は以下の通りです。
 
(1)学期始まりがちょうどよかった
実を言うと、本当はアメリカの大学に2年の夏から1年間留学をしたいと考えておりました。2年の夏に行くためには、1年の冬くらいにはTOEFL等のスコアを取得していなければなりません。しかし、恥ずかしながら、私は1年の冬には交換留学に必要なスコアを取ることができませんでした。
半年ではなく、どうしても1年間行きたいと考えた時、3年の夏から1年間行くと、戻ってきて4年の夏。どうしても就職活動が遅れてしまうと考えました。
 
そんな時に、オセアニア圏(オーストラリア・ニュージーランド)の学期は2月から始まることを知りました。2年の2月~3年の2月なので、留学から戻ってきてちょうど就職活動が始まるタイミングなので、ぴったりだと思いました。無事にIELTSのスコアも取得することができました。
 
(2)安全性・文化
また、ニュージーランドは比較的治安が良いことでも知られています。
実際に、1年間の留学中に危険な目に遭ったことは一度もありませんでした。
そして、オークランドは多民族都市でもあります。この点に関しては、また別にブログの記事で紹介しようと思いますが、オークランドには200以上の人種が集まって生活しているそうです。この割合は多国籍な場所として世界的に知られているロンドンやシドニーを上回っています。
オークランドにおけるアジア人の人口は23%。つまり4人に1人はアジア人と言うことになります。実際に、現地でできた友人の中には、両親がフィリピンや香港から移住してきて、本人はオークランドで生まれ育ったという人がいました。留学期間中は、ニュージーランド人だけではなく、様々な文化的背景を持つ友人が出来て貴重な体験になりました。
 
ニュージーランドの魅力とは?
1年間ニュージーランドに留学して、私はニュージーランドが大好きになりました。
ニュージーランドに移住したいと思うほど、ニュージーランドは魅力たっぷりの国です。思いつく限りの魅力を挙げてみました。
 
・豊かな自然
ニュージーランドは日本と同じ島国です。ということは、日本と同じく温泉もあります(日本の温泉とは少し違いますが)。
温泉があるということは、日本同様に残念ながら地震が発生する国でもあります。
酪農大国なため、人口より羊の数が多いです。ほんとです。
私が留学していたオークランドは、ニュージーランドで一番人口密度が高く、経済の中心地でしたが、それでも東京のような人ごみはなく、程よく都会で、少し中心部を離れれば牧場が広がる、とても住みやすいところでした。ちなみに、ニュージーランドの首都は南島のウェリントンです。

・食べ物がおいしい
生活する期間が長くなるほど、これは重要なポイントですよね。ニュージーランドは食べ物がおいしいです。酪農大国なため、乳製品がおいしいのはもちろん、ラム肉は最高ですし、ワインもおいしいですし、島国なのでシーフードもおいしいです。また、野菜や果物は日本より安く手に入りますし、パイ(甘いパイからしょっぱい系まで色々)やスイーツも美味しいです。その結果、ご想像の通り、留学中には体重も増加しました(笑)
また、先ほど述べた通り、アジア系移民が多いため、アジア食品を取り扱う専門スーパーが多く、日本の食材も手に入りやすいです(もちろん日本で買うよりとても高いですが)。

・多文化共生
これは先ほど(2)安全性・文化で述べたことと少し同じになってしまいますが、ニュージーランド、特にオークランドは様々な人種・民族の人々が共生しています。つまり、色々な文化的背景を持つ人と知り合い、異文化理解を深められることになります。また、ニュージーランドでは先住民であるマオリ族も共生しています。(マオリに関してはまた詳しく別の記事で紹介します)
 
もし留学したいと思っている方、人生は一度きりです。私は留学をして本当に良かったと思ってます。最後に、Amy PurdyさんのTED Talkから私の好きな言葉を。
“If your life were a book and you were the author, how would you want your story to go?” (もしあなたの人生が1冊の本で、あなたが作者だとしたら、どのような物語を書きますか?)