フランスのクリスマスマーケット
今日はフランスのクリスマスマーケットについて紹介します。
日本でもクリスマスの時期になると日比谷公園や横浜赤レンガ倉庫などでヨーロッパのクリスマスマーケットが開催されていますよね。毎年、綺麗だな〜、いつかは本場のクリスマスマーケットに行きたいなとずっと思っていました。皆さん、クリスマスマーケットと言えば、12月25日で終わりだと思っていませんか?実は、私もそう思っていました。長期の休みが取れる年末年始にはもうクリスマスマーケットは終わっているだろうと勝手に思っていました。
実は、ヨーロッパのクリスマスマーケットは年末(12月31日)まで開催しているところが多いんです!
日本では、クリスマスが終わったらすぐにお正月ムードに切り替わりますが、ヨーロッパでは年明けまでクリスマスムードが続いていて、家庭でも1月上旬くらいまではクリスマスツリーやクリスマスの飾りがあります。
皆さん、クリスマスマーケットと聞いたらどこを思い浮かべるでしょうか?個人的にはドイツのイメージが強かったです。
今回、私が訪れたのは、フランスとドイツの国境近くにあるアルザス地方にあるストラスブールという街のクリスマスマーケットです。”Best Christmas Market in Europe in 2017”で2位に選ばれた、フランス最大のクリスマスマーケットです。
https://www.europeanbestdestinations.com/christmas-markets/european-best-christmas-markets-2017/
ストラスブールは、歴史的にドイツ領になったりフランス領になったりを繰り返したため、今でもドイツ文化の影響が街中に見て取れます。
1570年から続く歴史のあるストラスブールのクリスマスマーケットには、期間中に世界中から約200万人が訪れると言われています。残念ながら、先月、このストラスブールのクリスマスマーケットでテロが発生してしまいました。テロのニュースで、ストラスブールという地名を目にした方もいるのではないでしょうか?そんな悲しい事件があったストラスブールですが、クリスマスマーケットは本当に綺麗で感動しました!私の写真だけでは美しさはなかなか伝わらないかもしれませんが・・・
もう、街中が全てクリスマス一色になります!建物は全てクリスマスの飾りがつけられて、夜には眩しいくらい綺麗にライトアップされます。
屋台では、お馴染みのホットワイン、プレッツェル、クリスマスの装飾品など様々な物が販売されています。私は、本当に夢の国に来たような感覚になりました。
この美しさは是非一度足を運んで見て欲しいです!また、個人的な感想ですが、パリやリヨンなどのフランスの都市と比べて、ストラスブールはとても過ごしやすかったです。テロが起きた後なので説得力はないかもしれませんが、個人的には、夜もパリやリヨンに比べて治安が良いと感じました。
また、ストラスブールでは、アルザス地方の料理を楽しむことができます。
これは、タルト・フランベという、フランスのアルザス地方とドイツ南部で作られている、薄焼きピザのようなものです。私が食べた写真のものはサーモンですが、伝統的なものはチーズ、玉ねぎ、ベーコンのようなものがトッピングされています。
こちらは、シュークルートという、アルザス地方の伝統的な田舎料理です。発酵キャベツを白ワインや香辛料で調理したもので、ソーセージやハム、ジャガイモが添えられています。
ストラスブールへは、パリからTGV(高速鉄道)で約2時間20分で行けるため、アクセスも良いです。もちろんおススメはクリスマスマーケットの時期ですが、ストラスブールの旧市街はユネスコの世界遺産に登録されており、クリスマスマーケット以外の時期でも素敵な街並みを楽しめます。
この地区独自の美しい木組建築が有名な「プティット・フランス」
個人的に、何度でも来たいな〜と思わせてくれるストラスブールでした!